子供がわきが手術を受けたら入院から退院まで何日かかる?期間は?
「小学校低学年の子供がわきがの手術を受けたら何日で学校に行けるようになるの?…」
「学校の友達にばれないように冬休みや春休みのような長期休暇を利用して手術をしたい…」
「もうすぐプールが解禁になるからプールが始まるまでにはわきがの手術を受けさせてあげたい…」
「手術を受けたら入院しないといけないの?何日かかるの?即日で退院できる手術はないの?」
小学生や中学生の子供の脇の臭いが気になっていて、手術を検討している人の中にはわきがの手術を受けて回復するまでに、どのくらいかかるの?スケジュールが知りたいと思っているのではないでしょうか。
今回はわきがの手術を受けた際のスケジュールや入退院についてお話をしましょう。
目次
わきがの手術を受けて退院するまでのスケジュール
わきがの手術の日程というか大まかな流れはこんな感じです。
電話やインターネットで予約
来院して現状についてのカウンセリング、問診、手術日の取り決めと血液検査
手術
入院から3日間は絶対安静、術後の経過を確認
1週間程度で抜糸
- 退院
施術した脇が良くなってきたら反対側の脇も手術
その後は1ヶ月、3か月おきに経過を確認
即日、日帰りできる手術はないの?
遠出して、関西や関東の有名なわきがの医師のところで手術をしたいけど、有給が取りにくいとか、わきがの手術を受けさせると職場の人に言いずらくて日帰りで帰りたい、最短日数で帰りたいという方もいると思います。
電話やインターネットで予約
来院してカウンセリングや診察を行い、わきが体質である場合は手術日程を決める。血液検査
施術、日帰り
術後1週間~10日前後で抜糸
その後は1ヶ月、3か月おきに経過を確認
だいたい、即日で帰る予定の方は両脇一緒に施術してもらったり、1日目に片脇、2日目に反対の脇を手術するというような日程になるでしょう。
ただ、医師の方針によって日帰りすることができなかったり、入院することができないといったことがあるので、事前に相談しておきましょう。
手術後はいつから子供は手を動かせるようになる?
わきがの手術を行った場合には当日から抜糸をする一週間程度は術後に傷ができたり、しないように肘を脇腹に固定しておかなければいけないため、子供一人では何もできなくなってしまいます。
術後3日間は絶対安静のため、腕をまったく動かせないので、何もすることができません。
一人暮らしや仕事がある方なら腕を動かせなくなるので生活が厳しくなるため、片脇ずつ手術する人も多いですが、子供の場合は面倒を見てあげられるなら両脇一緒に手術してもいいのではないかと思います。
わきの固定が軽装なものになるまでには3日程度かかることになり、腕を挙げられるようになるまでには10日前後はかかる方が一般的です。
子供に手術を受けさせるベストの時期は成人してから
小学生や中学生になってわきが臭がするようになって心配してわきがの手術を考えている保護者の方は非常に多く、自分自身がわきがのせいで辛い経験があると子供には申し訳なく思ったり、自分とは同じ思いをさせたくないと思っている方もいます。
子供の時にわきがの手術をすると傷口も残るし、わきが臭や術後臭が再発したり、代償性発汗などの可能性もあり、絶対ということがないのが事実です。
そういったことを子供がよくわかっていない状態で子供に手術を受けさせる親も0ではありません。
参考「子供のわきが手術が失敗して再発する確率は?再発しないようにするには?」
小学生や中学生でもいじめられたり、人に言われて辛い思いをして引きこもりになってしまったり、登校拒否になっていないケースの話になりますが、わきがの手術は大学生位になってからでもいいのではないかと思っています。
大学生になるころにはしっかりと体も成長してアポクリン腺も発達しているので再発のリスクなども少なくなるでしょう。
子供には大学まで行かせてあげたいと考えている方であれば、大学生のように自分で将来を考え、大人になる準備をしているときに本人が受けたいと思ってからでもいいのではないかと思います。
もちろん、小学生、中学生でも子供自身が悩んでいてわきがの手術を受けたいと思っているのであれば、手術をしてあげるのが親として正しい選択だと思います。
⇒「子供のわきが手術にかかる費用は?できるだけ安く手術を受けたい」
⇒「子供がわきが手術を受けると傷跡は残る?後遺症は大丈夫?」
わきがの手術を受けさせるならいつ頃がいい?春休み、夏休み、冬休みのような長期休暇は?
小学校、中学校で手術を受けさせてあげたいという場合には、わきがの手術を受けて帰ってきても2、3日は安静にしてないといけません。
脇を動かないようにしっかりと固定するので、アメフトのようにがっちりとした肩みたいになるので、長期休暇を利用して手術を受けるといいでしょう。
特に子供が小学生、中学生、高校生の場合には夏休みの手術だと、夏に友達と遊べないし、学校のプールなどにも間に合わないので、冬休みや春休みを利用して手術をしてみるのがいいのではないでしょうか。
ゴールデンウィークもありますが、日程が混雑していたり、子供の様子が少し悪かった時に期間が伸びてしまうこともあるので、できるだけ余裕がある時期に施術してもらうといいですね。
長期休暇までに時間が空いているんだけど…
子供にわきがの手術を受けさせてあげたいけれど、少し時期が開いてしまう。
今の時期が夏で子供に手術を受けさせてあげるのが冬休みか、春休みになりそうといった場合にはデオドラントなどでのケアが必須になってくると思います。
もちろん、今までデオドラントや制汗剤を使ってきて、満足しているといったケースであれば必要ありません。
ですが、わきがの手術を検討していてせっかく子供を安心させてあげられそうなのに手術までに子供が手術を受けるまでにニオイのことでいじめられるといったことにはなってほしくないですよね。
市販のデオドラントで満足できなかった方はわきが用のデオドラントを使ってみてはどうでしょうか。
今では子供のように肌が弱いから使えないとか、子供が汗っかきなのでデオドラントが流されてしまうといったケースもあります。
そういったことを前提としてわきがの人のために作られたデオドラントもありますから、子供が手術を受けるまでの期間も、安心して学校に行かせてあげてはどうでしょうか。