制汗剤を使ったら敏感肌でかゆみや肌荒れが起きてしまった

子供の脇の臭いや脇汗対策に制汗剤を使わせるようにしていたら、肌がかぶれたり、脇をかきむしっているのをみると心配になってしまいますよね。

制汗剤を使わせるのをやめれば、かぶれやかゆみはおさまりますが、子供がニオイや汗のことで困らないようにしてあげたいし…

制汗剤やデオドラントを多用していると肌トラブルの原因となってしまうことがあります。

ということで、今回は敏感肌でデオドラントや制汗剤を使っていて、かゆみが起こったり肌荒れが気になった時についてお話をしましょう。

制汗剤でかゆみやかぶれを引き起こす原因は?

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制汗剤を使用していて、肌トラブルにつながるのは次のようなケースが多くなります。

金属アレルギー

金属アレルギー体質の人だと制汗剤に含まれている金属イオンが汗にとけてしまって、肌に染み込んだときに炎症を起こすと考えられています。

金属アレルギーは汗をかいたときにおこりやすくなります。

私たちの体には免疫反応といってバイキンが体の中に入ってきたときに白血球が攻撃してやっつけてくれるのですが、汗をかいて蒸れるとバイキンの数が増えてきます。

この時汗に金属成分が溶け出してしまうと、バイキンと一緒に汗に溶けた金属成分が体の中に入ってくることになり、バイキンと一緒に入ってくる金属成分にも免疫反応起こしてしまうようになります。これがいわゆるアレルギー反応です。

子供の場合はまだ脇毛などの処理をすることは少ないと思いますが、毛を剃ったり、抜いたりするとバイキンや金属成分が毛穴から体の中に入りやすくなり、アレルギーを起こしやすくなると考えられています。

美容クリニックなどで脱毛後にデオドラントの使用をやめさせられるのもアレルギー反応が起こりやすくなるためではないかと考えています。

金属アレルギーの症状を抑えたい場合は制汗剤の使用をやめることでかぶれやかゆみ、炎症を抑えることができます。

ただ、アレルギー症状が治るわけではないので再び使用するとアレルギー症状も再発します。

デオドラントを子供に使わせていて、肌に合わないなと思ったら使うのは控えるようにして別のデオドラントを使ってみましょう。

⇒「アレルギー体質でも使えるわきが用デオドラントってありますか?

刺激の強い成分「塩化アルミニウム」

制汗剤の中で制汗作用が強く、ニオイを抑えてくれる物もありますが、特に「塩化アルミニウム」という制汗剤が入っているものは使用する際には注意が必要です。

塩化アルミニウムは名前の通り、塩素(Cl)とアルミニウム(Al)の化合物で水と反応すると塩酸を発生します。

制汗剤にはこの塩酸の発生を抑える成分も入っていますが、肌に合わない人にはかぶれやかゆみの原因となります。

最悪の場合、脇が黒ずんでしまうこともあります。

とはいっても、わきがには有効で汗を抑えるのに一役買ってくれるので、病院の皮膚科で多汗症やわきがの診断をしてもらうと処方されることもあります。

特にわきがによく効くと人気の海外製のデオドラントには、「アルミニウムクロリド」という成分が表記されていることがあります。

「アルミニウムクロリド」は塩化アルミニウムのことで呼び方を変えているだけなので、素人目では塩化アルミニウムが入ってないから大丈夫だと思ったら、実は入っていたとなんてこともあるので、気を付けてください。

⇒「わきがに塩化アルミニウムの制汗剤やデオドラントは注意が必要!

乾燥肌

とくに汗が気になっていて制汗スプレーやデオドラントシートなどを使っている人に多いのが、乾燥肌です。

乾燥肌と敏感肌は密接に関係していて、ここで説明すると長くなるので割愛しますが、肌表面が乾燥すると刺激物質が伝わりやすくなります。

乾燥した肌の状態でデオドラントを使うと、今までは何ともなかったのに刺激が肌に伝わってしまい、かゆみやかぶれが起こるケースも考えられます。

⇒「乾燥肌のわきが対策!臭いを抑えるためには保湿が重要!

制汗剤を使っていてかゆみや肌荒れが起こってしまったら?

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デオドラントを使っていて肌荒れが気になったら、まずはデオドラントの使用を中止してみましょう。

1週間程度の日を空けるころには、かゆみやかぶれは治まっているのではないでしょうか。

⇒「子供のわきがに制汗剤を使っていて肌荒れ、皮膚の炎症を起こしたら?

肌荒れがおさまったらもう一度制汗剤を使っても大丈夫?

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塩化アルミニウムが含まれている、香料や清涼感の強いタイプだった場合は、肌荒れが収まっても、使用をやめた方がいいかと思います。

塩化アルミニウムについては、強力な制汗作用を発揮してくれるので非常にありがたい成分ではあるのですが、かぶれた場合は肌に合わなかったと割り切ったほうがいいでしょう。

ニオイに困っていて、デオドラントや制汗剤を使っているという方は、制汗作用が強いデオドラントを使うよりも、消臭効果の高いデオドラントの方が肌荒れを気にせずに使えるでしょう。

乾燥肌タイプの敏感肌の人であれば乾燥肌を治していくことも必要ですが、治療していくには時間もかかります。

これからもニオイ対策は必要だと思うので、敏感肌の人でも使えるような低刺激で保湿効果もあるデオドラントを使ってケアしていきましょう。

⇒「低刺激で敏感肌の子供におすすめの無添加デオドラントはこちら

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